神の働きに期待して
山脇 正子 副牧師
「主との深い交わりのために」というテーマの3年に一度もたれる女性教職セミナーに参加させていただきました。
「みことばといのり」のメッセージは内藤達朗師が「さんび」のメッセージは私がということで…。 「過ぎ去ったものには“ありがとう”来らんとするものには“はい”」とハマショールドのことばを思いながら、私にさせていただけることでしたら“はい”と…。
しかし、一日一日なすべきことをなし、一日一日で完了という生活をしている私。メッセージのみことばと賛美による癒しの証はあるのですが、準備は不充分。しかも、この頃、耳が圧迫されていて、このままじゃ良くないサインかなと。
そんな中週報に書いてもらって皆様においのりの依頼をしたのでした。「祈っていただきたい」それは、「神様に働いていただく以外にない」という意志表示だったのです。全体の集会は賛美を多く捧げ、みことばを聞き、いのり、証をし、交わるというものでした。どんどんと私自身が癒されていくのがわかるのでした。
この集会でも賛美によるいやしを実体験しながら最後の集会にのぞみ、詩篇103編1節~5節からご用をさせていただきました。不義をゆるし、病をいやし、いのちを墓からあがない出し、いつくしみとあわれみをくださり、良き物で飽き足らせてくださった。聖なる神の御名をほめよ、すべてのめぐみを心にとめよ(主のしてくださったことを何一つ忘れるな)とメッセージを語りながら私自身が「こうしてあなたは若返って鷲のように新たになる」(詩篇103:5)
・・・との約束をそっくりそのままいただいて帰ってきました。
両手をあげ、ギブアップすること。それこそが神様に100パーセント働いていただける時なのだという体験でした。
2001年10月号