本当のクリスマス

安井直子牧師

 12月に入り、街はすっかりクリスマスムード一色となりました。
お店や一般の家庭でも、きらびやかなクリスマスイルミネーションが冬の夜空を華やかに彩っています。
 多くの人が、今年のクリスマスは、どこで、誰と、どのように過ごそうかとその日を待ち遠しく思っておられることでしょう。

 家族や親しい方々と、楽しい時を過ごすために、クリスマスツリーを飾り、ケーキやプレゼントを準備して…と「クリスマス」は日本人にとって、今や欠かせないスペシャルイベントのひとつになりました。
 でもこの日が「何の日」か、知って、お祝いしている人がどれ位いるでしょうか。もしかしたら、主役抜きのパーティーで盛り上がっていることになってはいないでしょうか。

 「クリスマス」は、私たち人類すべての救いのために、神様のひとり子イエス・キリストがお生まれになった日で、イエス・キリストをこの世に送って下さった神様に、感謝の賛美をささげて礼拝をする日なのです。

恐れるな。
見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、
あなたがたに伝える。
きょうダビデの町に、あなたがたのために
救主がお生まれになった。
このかたこそ主なるキリストである。
– ルカ2:10~11 –

この知らせを天の御使から聞いたのは、名もない数人の羊飼いたちでした。

 彼らはいそいで出かけて行って、家畜小屋の飼い葉桶の中に寝かせられていた、赤ちゃんイエスを見つけます。そしてその赤ちゃんの前にひれ伏して礼拝したのです。これが世界で最初のクリスマスなのです。

―クリスマス―英語では“Christmas”(クライスト・マス)と書きます。“クライスト”は“キリスト”、“マス”は“ミサ(礼拝)”という意味があります。つまり羊飼いがなしたこの行為に、クリスマスの本当の意味があるのです。

 あなたはクリスマスをどのようにお迎えになるでしょうか。

 今年は、ぜひクリスマスの主役であるイエス・キリストを心にお迎えし、ご自分のひとり子をこの世に遣わして下さった神様に感謝の礼拝をささげる「本当のクリスマス」を過ごす方々がたくさん教会に来て下さるようにと願っています。

2012年12月号