信仰の一歩を踏み出そう

安井直子牧師

厳しい暑さが続いた今年の夏でしたが、やっと涼しい秋を迎えました。
「読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋」と何をするにも良い季節ですね。

茂原教会では、これから「チャリテーバザー」があり、「クリスマスコンサート(ハープ演奏)」があります。多くの方が教会に来られるようにと祈っています。

先日、「ビジョンを語る会」と「拡大運営委員会」が行われ、参加された方たちとそれぞれの思いや願いなどを語り合う時を持ちました。

どうすれば教会に来る人々が起こされるか、教会に来た人たちをどう導くか、また私たちの奉仕についてなど意見を出し合いました。

課題は沢山あるので、すぐには方法や結果が見えてこないかもしれません。でも、私はみんなで語り合うことは素晴らしいと思いました。そして、みんな「神様を愛している!」「教会を愛している!」と思うと、心が熱く、嬉しくなりました。

語り合う仲間がさらに与えられて、この愛の輪をもっともっと大きくしていただきたいと思いました。

今こそ私たちの「信仰」を持って従い、神様のみわざを見せていただきたいと願います。

では、信仰を持って従うとはどうすれば良いでしょうか。それは、いつまでもああでもない、こうでもないと疑い深くじっと立ち止まって考えていることではなくて、思い切って現状から一歩踏み出し、神様の御前に出ること、神様に明け渡すことだと思います。そうするならば,私たちは、神様の用意された救いと恵みを無償でいただき、実感する世界へと移されるに違いありません。

いつまでも同じところに立ち止まっているのをやめ、一歩踏み出しましょう。「見て考える世界」から「受け取る世界」へと、移るのです。

神様は、私たちが神様を信じる信仰に生きることを求めておられます。

見ないで信ずる者は、さいわいである。
– ヨハネによる福音書20章29節 –

信仰とは、望んでいる事がらを確信し、
まだ見ていない事実を確認することである。
– へブル人への手紙11章1節 –

信仰の決断を持って、神様が与えてくださる救いと恵みに生きる人々が起こされますように、祈りましょう。

2013年10月号