神の恵みに感謝しながら

安井直子牧師

3月になり、一気に春の訪れを感じる頃となりました。草木の小さな若い芽を見ると、「みんな寒い冬もよく枯れないでじっと耐えていたね。これからは暖かな日差しをいっぱい受けて大きくなってね。」と、思わず声をかけたくなります。
私たちも、寒さに震えて肩をつぼめていましたが、暖かな日差しの中でストレッチでもしながら、のびのびと体の緊張をほぐしていけたらいいですね。

でもそんな中、花粉症の方は大変な思いをしておられるようです。体調が守られるようにお祈りしています。
昨年の4月から茂原教会で共にご奉仕させていただき、はや一年が経とうとしています。今日まで守られたのも、神様の恵みと兄弟姉妹のお祈りのおかげだと思っています。感謝いたします。

茂原教会にとって昨年は激動の一年だったと思います。
牧師も変わり新体制の中で創立60周年記念礼拝や感謝会の企画・準備に始まり、記念誌作成まで本当にたくさんの奉仕がささげられました。また茂原教会の特別集会(丸屋真也師)と教区連合女性会の11月大会(佐藤彰師)の会場としても様々な働きがなされました。その他に賛美集会や、バザー、クリスマス礼拝や集会、餅つき大会など、本当に多くの人々を迎えるためには大きなエネルギーが必要です。
だからこそ神様に心を合わせて祈り、一人一人が思いと力を出し合って奉仕することを通して、激動の中も一足一足、目の前にある課題に取り組むことができたのだと思います。

神様は本当に、茂原教会を愛しておられると感じています。そして神様は私たち一人一人を愛してくださっています。
新たな一年を迎える前に、もう一度一年を振り返りこのみ言葉を心に留めたいと思います。

わがたましいよ、主をほめよ。
そのすべてのめぐみを心にとめよ。
– 詩篇103篇 2節 –

 み言葉を味わい、心の中に神様への感謝が溢れ、この喜びが茂原教会に溢れていくならばなんと感謝なことでしょう。でも皆さんの中には忙しい一年でしたので、悩みや課題があっても、心に押し込めていたことがあるかもしれません。だから私も新年度は、ちょっと一息入れて、ゆっくりとお一人お一人と交わりお話ができるようにしていきたいと思っています。

2013年3月号